循環器専門外来

当院では循環器の専門獣医師をお招きして、より専門的な見地からの 循環器科診療を行っております。

循環器専門外来動物の高齢化に伴い、人間と同様に心臓病が増えています。ワンちゃんが亡くなる要因として、心臓病は「3大死因」のうち1つとなっています。犬の死亡原因の12%が心臓病、猫の死因の9%が心臓に関する病気で亡くなっているという統計もあります。
心臓は一度悪くなってしまうと治らないため、病気の早期発見により進行させないことが非常に大事になってきます。心臓病は初期の段階では症状が出にくい病気のため、症状が出てきたときには、すでに病気が進行していたということが多いのが現状です。そのため、当院では定期的な心臓の検査をお勧めしています。

循環器科専門外来を受診ご希望の方へ

診療日:第1土曜日 10時から20時

ご予約は診察時にご相談いただくか、病院へお電話でご予約ください。

電話番号:06-6772-1002

  • ※通常の診療でも循環器科の診療も行っております。
  • ※循環器科専門診療は当院が初めての方でも受診いただけますが、事前にご予約をお願い致します。
  • ※再診のご予約はご来院時・お電話にてお願い致します。

主な心臓病となりやすい犬種・猫種

ワンちゃん・猫ちゃんによって、なりやすい心臓の病気が異なりますまた、犬種・猫種によって、病気にかかりやすい「好発種」というものがあります。 もし、好発種に当てはまる場合、ご家庭でよく注意してあげてください。

ワンちゃんに多い心臓病 猫ちゃんに多い心臓病
僧帽弁閉鎖不全症などの弁膜症・
拡張型心筋症
肥大型心筋症・拘束型心筋症・
拡張型心筋症・
分類不全型心筋症
心臓病になりやすい犬種 心臓病になりやすい猫種
キャバリア・キングチャールス・
スパニエル・シーズー・
マルチーズ・チワワ・トイプードル
ポメラニアン・ミニチュアダックス など
アメリカンショートヘアー・
メイクイーン・
スコティッシュフォールド など

こんな症状はありませんか?

心臓病の主な症状
呼吸が苦しそう
興奮するとエズク様な
咳をする
よく咳をする
息切れを起こす
安静にしていても
呼吸数が多い
運動をしたがらない
散歩に行っても元気がない
すぐに帰りたがる
失神することがある
ふらつくことがある
よく水を飲む
ここ最近お腹が
ふくらんできた
など

このような症状があれば、診察時に心臓のことをご相談ください。
心臓病は的確な判断のもとでの適切な治療ができると、一部の病気を除いて、安定した生活を過ごすことができます。