ワンちゃんの健康管理

大切なワンちゃんと暮らすために

ワンちゃんの健康管理ワンちゃんとの暮らしで気を付けていただきたい予防や病気についてなど、ワンちゃんとの楽しい暮らしが続くために必要なことをお伝えしています。 年齢ごとに気をつけたい暮らしの情報については下記のページをご覧ください。
» 6歳までのワンちゃん
» 7歳以上のワンちゃん

子犬をお家に迎えたら

子犬の時期は、これからの生活を左右するとても大切な時期です。この時期に適切な健康管理の習慣をもつことと、様々な経験をさせて適応能力をつけることが、家族として、また社会の一員として幸せに暮らすために必要です。

予防時期目安 予防項目 注意点
2~
3ヵ月
2回目
予防接種
フィラリア予防
検便
この時期に2回目の予防接種を行います。
当院では5種もしくは7種の混合ワクチンを接種します。
フィラリア症を月一回の投薬で予防していきます。
検便で寄生虫が見つかる場合はお薬で駆虫します。
3~
4ヵ月
3回目
予防接種
ノミ・ダニ予防
外出許可
この時期に3回目の予防接種を行います。
当院では5種もしくは7種の混合ワクチンを接種します。
すでに周りの「人間」「音」「光」「匂い」がわかるようになっています。しつけの第一歩として、まずは周りの環境に慣れさせてあげてください。
3回目の予防接種の後、2週間程度たてば、お外にお散歩に行っていただけます。
家の外に行くようになれば、草むらや茂みに行く可能性があるので、ノミ・ダニの予防をしてあげてください。
4~
5ヵ月
狂犬病予防注射
歯科検診
ワンちゃんの登録と狂犬病予防注射が法律で定められています。必ず接種・登録してください。
6ヶ月目 歯科検診
避妊
去勢手術
体重測定
歯の生え変わりの時期になっていますが、乳歯が残る場合があります。
ご家族でしっかり話し合っていただきます。繁殖を望まない場合は、生後6カ月齢以降で早めの時期の去勢・避妊手術をご提案します。

お手入れ習慣を身につけましょう

歯磨き・シャンプー・爪切り・耳のお掃除など常に清潔に保つことで様々な病気を防ぐことができます。
また、お手入れに慣れていると治療もスムーズに進みます。ご自宅で難しい場合は診察時にご相談ください。

歯磨き 爪切り
美味しくご飯を食べるためにも、お口のケアは定期的に行いましょう。 爪が長くなると肉球を傷つけることもあります。定期的に爪切りを行いましょう。
足周りのカット 肛門腺絞り
お家がフローリングの場合は滑ってしまうこともあります。定期的に肢周りの毛をカットしてあげましょう。 肛門にある臭いにおいの元になる分泌液を定期的に出してあげましょう。
耳そうじ シャンプー・トリミング
定期的に耳の中をキレイにしてあげましょう。外耳炎などの病気を防ぐことができます。 皮膚の状態を綺麗に保つために定期的なシ
ャンプーやトリミングを行いましょう。
» トリミングの詳細はこちら

基本となる4大予防を継続して
行いましょう

1.狂犬病予防接種

狂犬病の予防注射は狂犬病予防法という法律で接種が義務付けられています。当院でも狂犬病の予防接種をすることができます。市区町村から届くハガキを持ってご来院ください。(初年度登録がおすみでない場合はハガキは必要ありません)

2.ワクチン接種

当院では5種及び7種類の病気を予防できるワクチンをお勧めしています。特にお外で飼われていたり、お散歩が好きなワンちゃんは感染する病気の数も多くなります。しっかりと予防してあげてください。 0歳の頃は合計で3回、1歳以降は毎年1回の接種が必要です。

ワクチンで予防できる病気 5種ワクチン 8種ワクチン
犬ジステンパー
犬アデノウイルス2型感染症
犬伝染性肝炎
犬パラインフルエンザ
犬パルボウイルス感染症
犬レプトスピラ感染症黄疸出血型 -
犬レプトスピラ感染症カニコーラ型 -

3.フィラリア予防

春になり温かくなると蚊が出てきます。フィラリア症は蚊が媒介して起こる病気ですが100%予防できる病気でもあります。フィラリア予防には血液検査でフィラリアに感染していないことを確かめてから、フィラリア予防を始めていきます。この地域では4月末から12月の9回の予防が必要です。 ※毎年フィラリア予防の前には、必ず検査が必要になります。 (仔犬の場合は産まれた時期によって検査の必要性が異なりますので獣医師にご相談ください)

【フィラリア検査時に健康診断も一緒に行いましょう】

春になり温かくなると蚊が出てきます。フィラリア症は蚊が媒介して起こる病気ですが100%予防できる病気でもあります。フィラリア予防には血液検査でフィラリアに感染していないことを確かめてから、フィラリア予防を始めていきます。この地域では4月末から12月の9回の予防が必要です。 ※毎年フィラリア予防の前には、必ず検査が必要になります。 (仔犬の場合は産まれた時期によって検査の必要性が異なりますので獣医師にご相談ください)

4.ノミ・ダニ予防

ワンちゃんにノミ・ダニが寄生すると、皮膚炎や病気を引き起こします。また、ワンちゃんに付いたノミやダニは飼主様を刺すこともあり、人にも感染する人と動物の共通感染症を引き起こします。ここ数年で感染が確認されており、人の死亡例もあるSFTSなどもその1つです。 現在いろいろなノミ・ダニの駆虫薬がありますが、お薬の成分や駆除効果、持続効果は同じではありません。おうちの子にあったお薬や投与方法のアドバイスも致しますのでご相談ください。

年1回以上の健康診断を行いましょう

1.血液検査

健康診断の基本となる検査です。肝臓・腎臓などの内臓機能の状態や、心臓疾患、コレステロール値、糖尿病の状態など様々な健康状態を調べることができます。6歳程度までは年1回、7歳を超えてくると年2回以上の検査をお勧めしています。

2.画像診断
(レントゲン検査・エコー検査など)

血液検査だけでは分からない身体の状態を詳しく調べることができます。特に当院で専門的に行っている循環器の診療ではエコー検査などを用いて、心臓などの循環器の病気の早期発見などにも取組んでいます

3.尿検査

尿検査では、腎臓・肝臓・胆嚢などの内臓機能、糖尿病の状態、結石の有無についても調べることができます。ワンちゃんの健康状態を知る、最も簡単な方法ともいえます。尿検査を行う際はできる限り新鮮な尿が必要です。病院へお持ちいただく際は直前に採れた尿をご持参ください。

4.便検査

便検査では、消化器系の状態や異常、細菌の状態や寄生虫の有無などを調べることができます。便の見た目をチェックし、色・臭い・形・形状を調べたり、顕微鏡で詳細に調べることもあります。尿検査と同じように簡単にワンちゃんの健康状態を知ることができる検査です。

5.その他の検査

その他にも、心電図検査、内視鏡検査、歯科の検診、眼科の検診、皮膚の健診など、目的に応じた様々な健診を行っております。当院には循環器、腫瘍、整形外科など専門的な知識を有する獣医師も在籍していますので、ワンちゃんの症状などによって最適な検査もご提案させていただきます。

不妊手術について

ワンちゃんの将来のために

不妊手術について将来的に繁殖を考えていない場合には、将来発生する病気のリスクを軽減することを目的として、早い時期の不妊手術をお勧めしています。不妊手術には、望まない繁殖を防ぐ以外にも下記のようなメリットとデメリットがあります。当院では糸を残さない不妊手術を行っております。
» 糸を残さない不妊手術の詳細はこちら

手術のタイミングについて

避妊手術
女の子
生後6ヶ月程度で手術を行います。
初回の発情までに行うことが理想的です。
去勢手術
男の子
生後6ヶ月程度で手術を行います。
性成熟がくる時期やマーキングを始める時期が生後6か月以降と言われているためです。