皮膚科専門外来
当院では皮膚科認定医の獣医師をお招きしており、より専門的な見地からの皮膚科診療を行っております。
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皮膚科専門外来を受診ご希望の方へ
診療日:第1月曜日 12時から18時
ご予約は診察時にご相談いただくか、病院へお電話でご予約ください。
電話番号:06-6772-1002
- ※通常の診療でも皮膚科の診療も行っております。
- ※皮膚科専門科診療を初めてご希望される場合は、事前に当院獣医師による診療が必要です。正確な診療のためにご理解とご協力をお願いいたします。
- ※再診のご予約はご来院時・お電話にてお願い致します。
皮膚病にお悩みの方へ
ワンちゃんの3頭に1頭は皮膚トラブルを抱えているといわれています。特に皮膚疾患は症状の原因を特定することは難しく、専門的な経験と知識が必要となる分野でもあります。当院でも、皮膚病にお悩みの動物達のケアをご提供していきましたが、今回新たに、皮膚科専門医グループであるVetDermTokyoから、皮膚科専門医をお招きして皮膚科専門外来がスタートします。 VDTは診療だけでなく、皮膚病の特殊検査も可能な専門グループのため、「診療⇒検査⇒治療」とワンストップでより高度な皮膚病治療をご提供できるようになります。 1頭でも多くの動物たちが皮膚トラブルの苦しみから解放されることを願っております。
VetDermTokyoについて
日本でも数人しか取得していない、アジア獣医皮膚科専門医の資格をお持ちの伊從 慶太先生が率いる皮膚科専門医グループです。有資格者が複数おられ、日本全国で講演活動・動物病院での出張診療も行っておられるため、様々な症例に通じておられます。
こんな症状はありませんか?
皮膚病の主な症状 | |
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身体をかゆがる | 赤いブツブツがある |
足をペロペロとなめる | 眼や耳のまわりが赤い |
顔、耳、口、のど、首、脇のあたりを 搔いている |
においが臭い |
毛が抜ける | 皮膚がベタベタしている |
上記の1つでも当てはまると、皮膚トラブルが原因かもしれません。
皮膚病の種類
アレルギー性皮膚炎
アレルギーには大きく分けると下記の3種類のアレルギーがあります。近年では、学会でもアレルギーの診断・治療方法について、色々な議論がされてまいりましたが、最近では、アレルギー診療も【 一定の好成績の出る方法 】が確立されてまいりました。
① アトピー性皮膚炎 |
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アレルギーの原因となるアレルゲンが皮膚や粘膜などから侵入して免疫機能の過剰反応により起こる皮膚炎です。 |
② 食物アレルギー |
特定の食物が原因となって発症する皮膚炎です。遺伝的な体質も発症に大きく関わっていますが、原因となる食物が特定できれば、食事管理によって症状を改善することができます。 |
③ ノミアレルギー |
ノミの唾液に対するアレルギーよって引き起こされる皮膚炎です。 |
角化症
皮膚の表面の角質が正常に作られなくなる皮膚病です。正常な状態の角質では、剥がれるサイクルは20日くらいが一般的なのですが、発症するとサイクルが早くなります。そのサイクルの早さに皮膚の細胞がついていくことができなくなることで、角質の細胞の繋がりが良くなり、剥がれやすくなってしまいます。症状としては、「カサカサと皮膚が乾燥している」「フケが多く出る」、「洗った後でもベタベタしている」などがあります。
感染症
ウィルス、細菌、真菌、寄生虫などの病原体がどうぶつさんの体内に侵入することによって引き起こされる病気のことです。代表的な例としては下記の病気があります。
① 膿皮症 |
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皮膚病の中では最も多くみられる病気です。細菌の感染により引き起こされます。他の皮膚病と合併して起こることもあり、様々な症状が出ることがあります。 |
② マラセチア性皮膚炎 |
マラセチアという真菌によって引き起こされる皮膚病です。マラセチアはベタベタした皮膚を好み、他の皮膚病にょって皮脂の分泌が盛んになった場合などに併発することもあります。 |
③ 疥癬症 |
疥癬というダニが原因となります。痒みが激しいことが特徴です。 |
④ 毛包虫症 |
ニキビダニが原因で引き起こされる皮膚病です。ニキビダニは正常な犬の皮膚にも存在していますが、皮膚のバリア機能が低下している場合に、症状が現れてきます。 |
⑤ 皮膚糸状菌症 |
皮膚糸状菌というカビが皮膚に感染することで発症する皮膚病です。人にも感染することのある病気です。 |
皮膚病は、1つの症状であってもその原因は複雑に絡みあっていることがよくあります。早い段階で症状をコントロールできれば、どうぶつ達も早く楽になりますので、少しでも「おかしいな?」と思ったら診察時にご相談ください。